法人カードを紛失した!なくしたときの対応と再発行方法を解説

法人カードを紛失した!なくしたときの対応と再発行方法を解説

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3行でまとめると…

  • 法人カードを紛失したら、速やかにカード会社に連絡し、警察にも紛失届を出す##first
  • 法人カードはカード会社の窓口や電話・オンラインで再発行可能だが手数料がかかる##second
  • 法人カードならUPSIDERカード。発行枚数無制限・限度額最大10億円で35,000社以上の導入実績!

    ##matome

法人カードを紛失したら一番にカード会社に連絡を入れ、利用停止手続きをして不正利用を防ぎましょう。その後に警察や会社への届け出やカード再発行といった手続きが必要になります。

本記事では、法人カードの紛失に際しどう対応すべきなのか、何に注意すべきなのかについて解説します。主要な法人カードの紛失連絡先や、カードを不正利用されたときにとるべき行動も確認しておきましょう。

監修者 越智聖(税理士)

監修者

越智聖

税理士

松山市の税理士 越智聖税理士事務所、株式会社聖会計代表。経済産業省 認定経営革新等支援機関
“ヒトの為に動く”をモットーとした懇切丁寧な対応で、主に中国・四国全域の中小企業を中心に支援。業種としては不動産業、建設業、飲食業、宿泊業、保険業などを中心に、酪農業、漫画家といった珍しい業種のクライアントまで対応している。会計・税務はもちろんのこと、お客様のお悩み事を解決する総合的なコンサルティング、緻密な経営診断にもとづく経営コンサルティングなどを得意とし、一般的には7割が赤字企業といわれるなか、当事務所の顧問先の黒字率は6割を超えている。

目次

法人カードを紛失した!具体的な対処方法を解説

法人カードの紛失が発覚した場合は、速やかに適切な対処をすることが重要です。具体的な方法を解説しましょう。

法人カードを紛失した!具体的な対処方法を解説

カード会社に連絡する

法人カードを紛失したら、すぐにカード会社に連絡を入れて法人カードの利用を止めてもらいましょう。第三者がアクセスできないようにするのが先決です。

紛失専用のデスクを用意しているカード会社は多く、24時間365日対応していることもあります。紛失に気づいたのが夜であったり土日・祝日であったりしても、できるだけ早く連絡を入れることが重要です。

警察に届け出る

法人カードの紛失を警察に届け出ると、届出番号が発行されます。この届出番号は万一不正利用があった場合、補償を受けるために必要です。置き忘れなどで警察が保管していることもありますが、適切な情報公開のもと捜索してくれますので、必ず警察にも届け出ましょう。

海外で法人カードを紛失した場合

海外での法人カード紛失においても、日本で紛失した場合と同様にまずカード会社への連絡が必要です。

ただし、国内と海外とでは連絡先が違う場合があります。連絡先を調べている間に不正利用され、被害が拡大する可能性もあるので、海外に行く前には海外窓口の連絡先を確認し、メモしておくことがおすすめです。

なお、海外では置き引きやスリなどが横行している場所も存在します。個人の財布や荷物に法人カードを入れていて丸ごと盗まれる可能性もあります。このことを踏まえ、従業員が海外出張で法人カードを持っていく場合は以下の点について十分な注意喚起をしておきましょう。

  • 特に飲食店などでは、手荷物を置いたまま席を離れないこと
  • カード会社の連絡先は法人カードとは違う場所に保管しておくこと

期限が切れた法人カードを紛失した場合

期限切れの法人カードだったとしても、紛失したならカード会社への連絡が必要です。期限が切れた法人カードでも第三者に悪用される可能性は十分にあります

たとえ期限が切れていても、法人カードには氏名や署名が記載されています。期限が切れた法人カードは番号などがわからないように切って捨てることが基本です。

しかし、従業員の中には期限が切れた法人カードをそのまま放置する人もいないとは限りません。会社側で期限切れの法人カードを回収し、まとめて処分すると紛失などのトラブルを未然に防げるので安心です。

なくした法人カードが悪用されたときの対処方法とは

紛失した法人カードが悪用されてしまったら、補償を受けるための手続きが必要です。具体的な方法を解説します。

なくした法人カードが悪用されたときの対処方法とは

補償内容を確認する

法人カードの紛失により不正利用の被害にあったら、カード会社の補償制度を利用できることがあります。具体的な補償内容はカード会社によっても異なりますが、一般的には紛失した日から60日前後の不正利用分が補償対象となります。

ただし、法人カードの紛失が故意・過失によるものだった場合は補償の対象外となることもあるので、補償内容だけでなく、免責事項まで確認しておきましょう。

カード会社に連絡・手続きを進める

不正利用の補償を受けるためには、カード会社と警察への届け出が必要です。以下の流れで手続きをしましょう。

  1. 不正利用の有無に関わらず、法人カードの紛失が発覚した時点でカード会社に連絡
  2. 警察にも法人カードの紛失を届け出て、届出番号や書類の発行をしてもらう
  3. 警察で発行してもらった番号・書類をカード会社に提出し、補償の手続きをしてもらう

警察への届け出は、紛失なら紛失届、盗難なら盗難届を出します。警察で発行してもらう番号や書類は、カードが紛失または盗難されたことの証明に必要です。

この書類がなければ補償の手続きを進められないので、警察への届け出も速やかに済ませておきましょう。海外の場合でも、現地の警察に届け出れば必要書類を発行してもらえます。

主要な法人カードの紛失連絡先まとめ

主要な法人カードの紛失連絡先は、以下のとおりです。なお、海外の連絡先が国別に設定されている場合は、国番号を加えて記載しています。

カード名国内海外受付時間
アメリカン・エキスプレス・ココーポレート・カード0120-974-9901-800-866-8630(アメリカの場合)24時間・年中無休
オリコビジネスカードスタンダード携帯電話:0120-828-013
携帯電話以外:0570-080-848
81-11-700-295224時間・年中無休
UCコーポレートカード0570-069-228011-800-80058005(アメリカ・ハワイ・カナダの場合)24時間・年中無休
ライフカードビジネス0120-225-33181-3-3431-103724時間・年中無休
三井住友コーポレートカード0120-919-45624時間・年中無休
三菱UFJカード コーポレート0120-107-54224時間・年中無休
JCB一般法人カード0120-794-0821-800-606-8871(アメリカの場合)24時間・年中無休

紛失した法人カードを再発行するには?

紛失した法人カードを発行するには、以下の方法で手続きします。

紛失した法人カードを再発行するには?

カード会社の窓口で手続きする

カード会社に店舗がある場合は、窓口で再発行の手続きができます。対面で再発行の手続きを進めるので、わからない部分があっても直接質問でき、ミスも防げます

必要書類については、事前に窓口に連絡し確認しておくとスムーズです。基本的に必要となる書類は、以下のとおりです。

  • 本人確認書類
  • 法人登記簿
  • 印鑑登録証明書

代表者以外が手続きする場合は、身分証明書や名刺など、その企業の従業員であることがわかる書類が必要な場合があります。事前の連絡では誰が窓口に行くのかも伝えましょう。

電話・オンラインで手続きする

法人カードを再発行するための手続きは、電話や専門サイト、アプリなどからできることがあります。窓口まで赴く必要がなく、24時間対応していることが多い点がメリットですが、必要書類の郵送が必要な場合は再発行までに時間がかかりやすいと言えます。

紛失時に役立つ機能が搭載されたUPSIDERカード

UPSIDERカードには、即時ロック機能がついています。紛失に気づいた時点でWeb・モバイル端末から一時ロックをかけられるため、カード会社に連絡して利用停止手続きをとるより早く、不正利用に備えられます。すぐにカードが見つかった場合は同じくWeb・モバイル端末からロック解除も可能です。

こうした紛失・盗難に備えた機能だけでなく、以下のような支払い管理・会計処理の手間を大幅に軽減する機能も豊富に備わっています。

  • 明細をリアルタイムで確認できる機能
  • 会計ソフトとの連携機能
  • メールで届いた請求書の自動回収機能など

安心・安全かつ便利な法人カードをお探しの場合は、UPSIDERカードがおすすめです。

まとめ

法人カードを紛失した場合は、速やかにカード会社に連絡して利用停止手続きをしたのち、警察に届け出ましょう。また、海外でカードを紛失した場合は、海外専用の連絡先が用意されていることがあるので注意が必要です。

UPSIDERカードなら、即時ロック機能がついているため、カード会社に連絡をするまでの間にカードを不正利用されることを防げます。紛失時のリスクへの備えとして、検討してみてはいかがでしょうか。

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